2013年04月11日
もう一匹の迷い犬
昨日の続きです。
前回までのあらすじ。
老犬パピヨンのぎゅうちゃんが母の家から行方不明になってしまったが無事発見。
警察に発見したことを報告したのに次の日「お宅の犬見つかりましたよ!」と警察から電話が来るという謎の展開に。
電話を受けた母はもちろん警察に、
「うちの犬は昨日見つかったので警察にもその旨連絡しましたよ」
と言ったのですが、警察の人も困ってしまったようです。
うちが探していた犬と同じような犬がたまたま同じ日に保護されるなんていう偶然なかなかあるもんじゃないですもんね。
「パピヨン」「老犬」「白内障」などのキーワードがばっちり当てはまっていたようで、うちの犬だと確信されてしまっていたようでした。
お宅の犬じゃないなら引き取り手がないと保健所行きですよ、処分されちゃいますよ、というようなことを言われたようで(母からの又聞きなので本当に言われたかは不明)母が気になって私のところに連絡してきました。
ぎゅうちゃんじゃないのは確かなので、うちの犬ですと引き取るわけにはいかないけど、処分されたらかわいそうと。
もちろん私も同じ気持ちです
すぐに、まず母に連絡してきたR交番に電話してみました。
R交番に事情を話すと、確かにそのような犬を保護した人から預かっていましたが、交番では保護できないのでI市の警察署に先ほど届けて来ました。
詳しいことはI署にお問い合わせ下さい、とのこと。
今度はI署に電話してまた同じ説明を最初からします。
昨夜パピヨンが行方不明になったと届出したYです。
うちの犬は無事に見つかりそちらの警察署にも報告したのですが、その後R交番で似たような犬を保護したと連絡がありました。
うちの犬ではないのですが、そのまま飼い主さんが見つからなかったら保健所で処分されてしまうと聞きました。
それではかわいそうですし警察署でも置く施設などもないでしょうから、うちで預からせてもらえないか。
本来の飼い主さんが見つかればお返しするし、見つからなければ里親さんを探すなりうちで飼うなりします。
そのように提案しました。
警察の方からの説明はこうでした。
言い方は悪いが警察では「拾得物」、「モノ」として扱わなければいけない。
拾った方に所有権があって警察では本来の持ち主が現れるのを待っているところ。
保健所や役所などと連携して情報を集めるが、元の飼い主からの届出がなければ警察でも生き物をそんなに長くは置けないので、保健所に持っていくことになる。
保護したり自分で飼いたいのなら保健所に行ってからそこで引き取ってくれ。
警察の言い分はもっともです。
システムがそうなっている以上仕方ない。
そこでどうぞどうぞと引き渡して、後で本来の飼い主さんが現れたときに返したくないとトラブルになったり、中には虐待目的で里親に名乗り出る人もいるくらいですから迂闊に任せることなんかできないのはわかります。
私も理解して、では保健所に行く前に連絡だけでももらいたいとお願いしました。
最後に、私は動物に関する仕事をしているので、せめてその犬の写真を撮らせてもらえないか、HPやフェイスブックで心当たりのある人がいないか呼びかけてみたい、とお願いしたのですが、それもやはり警察の手を離れて保健所に行ってからにしてくれと言われてしまいました。
その時だけは、いささかお役所仕事過ぎじゃないのとイラッとしましたが
さて、この電話をした日から二日後、警察から電話がありました。
「先日の迷い犬ですが、飼い主さんから届けがあり只今無事にお返しできました」
とのことでした
いやーよかったよかったヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ
ちゃんと家に帰れるのが一番ですもんね。
このまま飼い主さん現れなかったら、とりあえずうちに連れて帰って、でも老犬だからぎゅうちゃんみたいにしまちゃんにイジメられたらかわいそうだな、もう父や母には頼めないし、老犬なら里親さんも見つからないかもしれないからなんとかうちで育てなきゃいけないかな、など妄想していましたが取り越し苦労でよかったです。
今回の件でわかったのは、警察って意外とちゃんと横の連携をしてくれてるんだなってことでした。
今までこういうときには、最寄りの交番、市の大きな警察署、市役所、保健所、全てに電話を掛けていました。
今回ぎゅうちゃんが行方不明になって母が最初に届けたのがT交番、そこからI署に連絡が行って、別のパピヨンの保護情報はR交番から来ました。
そして、I署は届けられた犬のことは保健所や市役所に届け出がないか確認してくれるとのことでした。
以前は通報漏らした所がないか心配でしたが、こうやって横の繋がりがあって確認してくれることがわかってちょっと安心しました
それでも、万が一ペットが行方不明になったら、必ず「警察署」「保健所」「市役所」には連絡をしましょう
声を大にして言いたいのは「犬は意外と帰って来ない」ということです。
世の中の人は、犬はほっといても勝手に家に帰ってくると思い込んでいる人が意外と多いようなのです。
そういう犬も中にはいますが、迷ってしまって帰ってこれなかったり、誰かに保護されて自力で帰れる状態にない場合もあります。
なので、必ず「警察署」「保健所」「市役所」には連絡をしましょうね
これ↓押していただけるとうれしいです
前回までのあらすじ。
老犬パピヨンのぎゅうちゃんが母の家から行方不明になってしまったが無事発見。
警察に発見したことを報告したのに次の日「お宅の犬見つかりましたよ!」と警察から電話が来るという謎の展開に。
電話を受けた母はもちろん警察に、
「うちの犬は昨日見つかったので警察にもその旨連絡しましたよ」
と言ったのですが、警察の人も困ってしまったようです。
うちが探していた犬と同じような犬がたまたま同じ日に保護されるなんていう偶然なかなかあるもんじゃないですもんね。
「パピヨン」「老犬」「白内障」などのキーワードがばっちり当てはまっていたようで、うちの犬だと確信されてしまっていたようでした。
お宅の犬じゃないなら引き取り手がないと保健所行きですよ、処分されちゃいますよ、というようなことを言われたようで(母からの又聞きなので本当に言われたかは不明)母が気になって私のところに連絡してきました。
ぎゅうちゃんじゃないのは確かなので、うちの犬ですと引き取るわけにはいかないけど、処分されたらかわいそうと。
もちろん私も同じ気持ちです
すぐに、まず母に連絡してきたR交番に電話してみました。
R交番に事情を話すと、確かにそのような犬を保護した人から預かっていましたが、交番では保護できないのでI市の警察署に先ほど届けて来ました。
詳しいことはI署にお問い合わせ下さい、とのこと。
今度はI署に電話してまた同じ説明を最初からします。
昨夜パピヨンが行方不明になったと届出したYです。
うちの犬は無事に見つかりそちらの警察署にも報告したのですが、その後R交番で似たような犬を保護したと連絡がありました。
うちの犬ではないのですが、そのまま飼い主さんが見つからなかったら保健所で処分されてしまうと聞きました。
それではかわいそうですし警察署でも置く施設などもないでしょうから、うちで預からせてもらえないか。
本来の飼い主さんが見つかればお返しするし、見つからなければ里親さんを探すなりうちで飼うなりします。
そのように提案しました。
警察の方からの説明はこうでした。
言い方は悪いが警察では「拾得物」、「モノ」として扱わなければいけない。
拾った方に所有権があって警察では本来の持ち主が現れるのを待っているところ。
保健所や役所などと連携して情報を集めるが、元の飼い主からの届出がなければ警察でも生き物をそんなに長くは置けないので、保健所に持っていくことになる。
保護したり自分で飼いたいのなら保健所に行ってからそこで引き取ってくれ。
警察の言い分はもっともです。
システムがそうなっている以上仕方ない。
そこでどうぞどうぞと引き渡して、後で本来の飼い主さんが現れたときに返したくないとトラブルになったり、中には虐待目的で里親に名乗り出る人もいるくらいですから迂闊に任せることなんかできないのはわかります。
私も理解して、では保健所に行く前に連絡だけでももらいたいとお願いしました。
最後に、私は動物に関する仕事をしているので、せめてその犬の写真を撮らせてもらえないか、HPやフェイスブックで心当たりのある人がいないか呼びかけてみたい、とお願いしたのですが、それもやはり警察の手を離れて保健所に行ってからにしてくれと言われてしまいました。
その時だけは、いささかお役所仕事過ぎじゃないのとイラッとしましたが
さて、この電話をした日から二日後、警察から電話がありました。
「先日の迷い犬ですが、飼い主さんから届けがあり只今無事にお返しできました」
とのことでした
いやーよかったよかったヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ
ちゃんと家に帰れるのが一番ですもんね。
このまま飼い主さん現れなかったら、とりあえずうちに連れて帰って、でも老犬だからぎゅうちゃんみたいにしまちゃんにイジメられたらかわいそうだな、もう父や母には頼めないし、老犬なら里親さんも見つからないかもしれないからなんとかうちで育てなきゃいけないかな、など妄想していましたが取り越し苦労でよかったです。
今回の件でわかったのは、警察って意外とちゃんと横の連携をしてくれてるんだなってことでした。
今までこういうときには、最寄りの交番、市の大きな警察署、市役所、保健所、全てに電話を掛けていました。
今回ぎゅうちゃんが行方不明になって母が最初に届けたのがT交番、そこからI署に連絡が行って、別のパピヨンの保護情報はR交番から来ました。
そして、I署は届けられた犬のことは保健所や市役所に届け出がないか確認してくれるとのことでした。
以前は通報漏らした所がないか心配でしたが、こうやって横の繋がりがあって確認してくれることがわかってちょっと安心しました
それでも、万が一ペットが行方不明になったら、必ず「警察署」「保健所」「市役所」には連絡をしましょう
声を大にして言いたいのは「犬は意外と帰って来ない」ということです。
世の中の人は、犬はほっといても勝手に家に帰ってくると思い込んでいる人が意外と多いようなのです。
そういう犬も中にはいますが、迷ってしまって帰ってこれなかったり、誰かに保護されて自力で帰れる状態にない場合もあります。
なので、必ず「警察署」「保健所」「市役所」には連絡をしましょうね
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Posted by ラブペ at 15:07│Comments(2)
│動物たち
この記事へのコメント
いや~
お疲れ様でした~
ぎゅうちゃんチガイのパピちゃん、飼主様が
見つかってよかったです。
お疲れ様でした~
ぎゅうちゃんチガイのパピちゃん、飼主様が
見つかってよかったです。
Posted by つくぽん at 2013年04月11日 20:34
>つくぽんたん
ほんとにー!
偶然にびっくりですが、両方ちゃんと戻れてよかったー(*´∀`)
ほんとにー!
偶然にびっくりですが、両方ちゃんと戻れてよかったー(*´∀`)
Posted by ラブペ at 2013年04月13日 17:49