才能説補足

ラブペ

2012年03月06日 16:21

昨日書いた『幽霊の才能』の記事。

なんでこんなことを考えるに至ったかっていうと、何週間か前に観た某テレビ番組がきっかけといえばきっかけでした。

その番組は(毎週観てるわけじゃないので正確にはわかりませんが)芸人が何人かゲストに出て、順番にその日のテーマに合った話をするという形式で、その日は怖い話のようでした。



見たことのない若手芸人(?)が話す順番になりました。

そのときの話、もうほとんど忘れてしまったのですが、内容は女の子の幽霊が道端に立っていてそこには真新しいランドセルやお花がお供えされていた。
霊感の強い人がその子と目があって取り憑かれたのか、家に帰ったらその女の子が玄関の前にいて笑っていた。

流しながら聞いていただけなのでほとんど憶えてなくて自分でもびっくりです。

でもその話聞いた時、怖いというよりすごく不愉快に感じたのは憶えています。

よくある怪談話ですが、この話になぜ不快感を覚えたのかというと、話の中に「ランドセル」「お供えされた花」なんていうキーワードが出てきたからです。

それだけで、小学校に上がって間もないか、もしくはもうすぐ小学校に上がる準備をしていたくらいの小さな子がそこで事故で亡くなったというのは想像できますし、話した人ももちろんそのつもりで言ったんでしょう。

リアリティを持たせるためか、場所もある程度言っていたような気がします。
「大阪」とかそのくらいの漠然としたものだったかもしれませんが。

それを聞いていて、まだ小さな子供を亡くして間もない家族のことを考えてしまいました。

もちろんこんな話つくり話だと思っています。

でも、どこかには同じような事故でお子さんを亡くされて悲しんでいる人はいる。

その人たちが、もし自分の子供が亡くなった現場に幽霊が出るなんて噂になって、しかもテレビで披露されて悪霊扱いされていたらどんなに悲しいだろうということばかり気になってしまいました。

考えすぎだし偽善的だということも自覚しているので、だからこういう番組はやるべきじゃない!なんて思ってるわけじゃありません。

そんなになんでもかんでも誰も傷つかないように配慮してたら何にもできませんもんね。

私だって普通に怖い話聞くのは好きだし。

でもなぜか不思議なことにたまたまこの話だけ引っかかってしまったんですよね。


そしてそのときひらめきました

幽霊だからって悪いものとは限らないのか

昔からテレビや本なんかで色んな霊能者とかいう人が地縛霊だとか浮遊霊だとかいうのですっかりそういうのがいるものと思い込んでいましたが、それだって正解かどうかわからないんじゃないかと。

他の仮説があってもいいんじゃないか、と思ったのです。

で、どういう人が幽霊になるんだろうと思ってたときにひらめいたのが『才能』説でした。

今までの考え方だと幽霊になって出るって聞いたら、
「うちの子は成仏できないでいつまでもさまよっているのね」
って悲しくなっちゃうと思いますよね。

でも誰でも幽霊になって一部才能のある人だけが人間に干渉できる力を持つと考えると、
「あの子はいつまでもいたずらっこなんだから」(´;ω;`)ホロリ
と少しはプラスに考えられないでしょうか。

うーん真面目に考えたんだけどイマイチ伝わらない気がする……(´・ω・`)



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